Home
 

今を語る、明日を生きる

アメリカの注視すべきことは何か

 アメリカ大統領選挙ではトランプ前大統領が敗北したが、投票に不正があると主張し、政治不安を生み出した。不安を引き出して、再度開票を重ねる機会が生まれないかと工作を続けたが、自己敗北の事実しか見いだせない不利な状況が示されたのです。これは大統領就任をめぐる選挙成果の工作は無理だということでしか収束せざるを得ない事実と読み取るのが現実と思考すべきなのです。

 具体性の披露までに辿り着かない状況は敗北の証とせざるを得ないのが投票結果から汲み取れる事実です。これを静かに思考しながら勝利は期待できるかを何度か整理して、それでも一縷の望みと自己心理の虚しさを繰り返す成果の見えない現実が、心理を劣化へとさらに引き込むのです。その事は、辛いだけ、無理を重ねるだけなのです。トランプ前大統領は、結果を受け止め、前に進むしかないのです。

小久保氏と歩んだ四十年

 カレント誌と共に歩まれた編集人の小久保晴行氏は、昭和56年2月号から40年連載を続けてこられ、多くの読者を楽しませるとともに、カレントにご尽力をいただきました。その小久保氏も、この3月号をもって勇退される運びとなりました。賀屋興宣先生の取り組まれた、「日本の生き方は如何にあるべきか」を自分の生き方と並列に思索して執筆を続けたのは見事です。カレント誌をきちんと書き綴る筆力を提示されたのです。また、江戸川区の監査役を20年遂行されました。そのことが昨年、11月3日文化の日に叙勲の栄を受賞された事からもわかるのです。当社としても叙勲の栄をカレント賞として贈呈したのです。御年84才です。ご健康に留意され、日本のため、カレント誌のためご活動をされましたことを心より感謝いたします。

 父上が江戸川区長を務められたこと、ご自身の区政に対する関心、第九の合唱団への参加、パリへの留学を通して、その文化度を高めたことは並々ならぬ志とも言えるのです。地域への愛情は、日本国への愛情そのものと言えるのです。その歴史と歩みが、小久保氏の著作集全十冊の折々に込められているのです。現代のスピード社会でこれだけの筆力を運ばせる人は数少ないですが、小久保氏のような方とのご縁をいただけたカレント誌は、大変な幸運なのです。永年のご厚情に感謝の思いでいっぱいです。

矢野 弾 2021年2月24日

 
Top