日本を良くする矢野弾ドットコム

今を語る、明日を生きる

時代の一事一事をのりこえて 生きる道は哲学がいるのです

 8月を迎えると終戦時の8月15日がよみがえるが、疎開先の新潟西川口が思い出されるのです。3月10日疎開先の新潟西川口小学校の卒業式を終えて都立千歳中学校に受験に出向いたとき校庭に130名の生徒が集合した。その時、空襲警報がなり校庭号令台の教頭先生は「受験は中止、全員合格」の取扱を述べられた。帰途千歳烏山駅に向かうと京王線は止まり千歳烏山から下高井戸まで線路伝いに歩き下高井戸から世田谷線に乗り松陰神社前駅の自宅まで帰途についた。

 この空襲は下町への大空襲で十万人がなくなった。山の手の世田谷は5月15日空襲に襲われ区役所も国士舘も全焼した。松陰神社前駅線路脇の高橋製材所も全焼する。松陰神社は翌朝参拝に出向くと本殿の西側が黒焦げとなっていたが、類焼は避けられ本殿は安全であったが、境内は焼夷弾が林立してまさに焼夷弾の林の風景であった。その時、感じたゾッとした感覚は今でも忘れない。昭和20年(1945年)8月15日は太平洋戦争終戦の日であった。千歳中学朝礼のとき本村伝吉校長は本日12時大切な放送があるので家人と共に聞いて下さいと語られた。昭和天皇のお言葉は今も蘇る重たさを持っている。「耐え難きを耐え忍び難きを忍び、もって万世の為に太平を開かんと欲す」。

 20世紀の時代は成長と力と拡大の時代、これに対して21世紀は心と感性と存在感の時代と、トランプ大統領の登場はその時代環境を乗り越えると言うよりはアメリカはアメリカファーストで行くのだと主義を提唱したのです。アメリカファーストはアメリカが良く成らないと世界は良くならないの気持ちをそのまま表現したのではないでしょうか。それを直截に通していく思考と行動はまさに実利主義なのです。安倍総理は、ならばトランプ大統領に直に会わないと物事は進展しないと進めたのです。見事的中と共に共存、共有の関係づくりは構築できたのですが、只、これからがトランプ大統領自身の模索が6月12日の北朝鮮金委員長とシンガポールで面談したのは素晴らしい着想でした。「小よく大を制す」は舞台としては良いのですが、名実共に金委員長をここまで評価を高める道筋を作ったアメリカ大統領は何を求めたいのですか、金委員長を抑止してアジアの一国北朝鮮を対応ができるのか、EU訪問、ロシア・プーチン大統領との会談は相互理解を求めることが必要ですが、哲学なき交渉は彼らの面化の確保とも言えるのです。

 安倍総理自身がこの道を開く立場に置かれている現実は避けがたく、国内の水害の重たさは取り組む以外なしが現実です。天は我に大きな課題を与えた、この覚悟は海外出張を止めて専念する決意を示されたのです。それはアベノミクスの成果を踏まえて新資本主義ヒューマン資本主義提唱をされることが必要と捉えることがいるのではないですか。

矢野 弾 2018年7月

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