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今を語る、明日を生きる

現代は素晴らしい発見の時代

 新しい時代を迎えている、それはコロナが時代の基礎を掘り起こしたからです。新聞、テレビは取材を直截に取り上げて、文面をにぎやかにしています。コロナ現象がどのような歩みを行い、さらに浸透化を示していくのか、これは一概には言えないが、地域で見れば北海道から東北、東京、名古屋、大阪、九州はそれぞれに、幼児、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人、高齢者という構成枠においても、鋭意コロナ対策に取り組んでいます。それが活かされて対応の成果を結実させると問題は解決の道を歩むことになるのですが、そこまでたどり着いていないため、一喜一憂に揺さぶられているのです。この状況下、様々なメディアの時代表現を細やかに掌握することが、生活表現をとらえる手工芸には大切な欠かせない事になっています。

 上野の美術の森は、その時代性を見逃すことができない事を、美術の森の慧眼として作家に求めているのです。そこで考えるのは、時代と自己の意識と大小に関わらず、あなたの心と表現力が問われているということです。

 上野の森はあなたの作品を自然体として迎えます。あなたの日常生活に高村光太郎先生の「生活の隅々に光彩あれ」の言葉を自己の心に種まきをして、作品の発想の起点にされることが大切だと思います。

 その作品が、その心の起点を見落とすことなく、心田に種子を一つ一つ蒔いて育てることを改めて作品に心を深く、掘り下げて作品を凝視して下さい。

 この凝視が自己作品に視点をして生まれた時、あなたの作品はうまい、下手を超えて作品の輝きを実らせる事になります。これが作家魂の起点ではないでしょうか。

 特に、コロナマスクが四六時中生かす、生かされる時代には、人間より付属の品物なのに、目を凝らすと眼前にそれが浮上するので、自分が浮揚しなくとも時代そのものが浮揚の口添えになる時代なのです。

 世界観を眼前に浮揚させることが可能となるので、浮揚仕上げをするのです。これが時代を乗り越え、乗り越えて目前の時代を直視して生き抜いていくのです。

 生きていること、これにまさるものはないのです。作品はその証なのです。

 実は「生活の隅々に光彩あれ」の高村光太郎先生の言葉は現代社会に生きる言葉なのです。(第36回ニュークリエイティブ展より)

矢野 弾 2021年11月26日

 
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